タキロンシーアイは、研究開発において自動車・ロボット、IoT(モノのインターネット)、ヘルスケアの新規3領域の創出を目指す。技術開発のKSF(キーサクセスファクター)として「長繊維系複合商品の設計」「機能性フィルム・シートの設計」「ナノ材料系複合商品の設計」の3つを掲げ、これらのコア技術を素材の改質から加工技術の磨き上げまで含めてさらに強めることで、新たな製品を創出して領域拡大につなげる。具体的には金属代替につながる軽量部材やディスプレイの色域拡大に寄与する量子ドット蛍光体シート、快適性を向上する紙おむつ向け伸縮フィルムなどを開発テーマに設定して、早期製品化に取り組んでいる。続きは本紙で

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