タキロンシーアイは、成長戦略を加速するため、製販双方で攻めの施策を打ち出す。2021年4月の予定で新たにタキロンシーアイプラスとタキロンシーアイシビルの2社を設立。それぞれ建築資材と環境資材の関連事業を集約して立ち上げるもので、旧タキロンおよび旧シーアイ化成の統合シナジーを最大限発揮できる体制を構築する。製造面では、今上期に床材の生産性向上や農業用フィルムのコーター設備増設を実施しており、さらに8億3000万円をかけた塩化ビニル樹脂(PVC)押出ラインの増設を実行中で半導体設備の需要期到来に備える。事業基盤の強化により21年度からの次期中期経営計画での成長加速につなげる。続きは本紙で

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