ダイキン工業は、ベンチャー協業を通して成長機会の獲得を目指す。昨年11月からスタートした具体策は3つ。新たに向こう5年間の出資枠として110億円を設定するとともに、意思決定の迅速化のためにプロセスを改革。出資の決断に必要なトップ決済などの過程を省き、事業部門長級に権限を委譲した。加えて、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動の実行組織として技術開発のテクニカル・イノベーションセンター(TIC)内に「CVC室」を設立。1件当たりの出資額は5億円未満とし、平均で2億~3億円を見込む。年間5件前後は協業案件が生まれることになる。続きは本紙で

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