ダイキン工業は3Dプリンター向けフッ素樹脂造形材料を開発した。溶融成形可能なフッ素樹脂では耐熱性や耐薬品性に最も優れるパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)100%の白色粉体で、粉体形状の最適化により流動性向上剤が添加不要で優れた流動性を実現した。粉末床溶融結合方式対応の造形材料として、早期の実用化を目指す。半導体製造プロセスや化学、医療分野などで用いられる部材を試作し、事業化調査を展開中。並行して他のフッ素樹脂の適用検討も進める。続きは本紙で

PFA粉体で成形した試作品

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