ダイセルは環境意識の高まりを受けて、天然由来プラスチックである酢酸セルロースの用途展開を強化する。元来持つ海洋での生分解性を従来の2倍に高めた新製品について、グループ企業と連携し海洋プラスチックごみ問題にも有効な解決策として提案。早ければ年内の採用を目指しており、2021年度中には年間数千トン以上の生産を目指す。用途展開を図るため酢酸セルロースと他素材との複合化も進める計画で、数社と開発が進行している。酢酸セルロースを長年手掛けるトップメーカーとして、改めて環境にやさしい素材として訴求する。続きは本紙で

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