ダイセルが悲願のポリプラスチックス完全子会社化を果たす。20日、合弁相手のセラニーズ子会社が有するポリプラの発行済み株式45%を約1685億円で取得すると発表。これまで制約があった欧米での市場展開が本格化できるなど、「営業利益にして数年間で数百億円規模を取りこぼしてきたが、この分の事業創出機会が見込める」(小河義美社長)。5G(第5世代通信)や電気自動車、電子材料などエンジニアリングプラスチックの成長領域で新事業開発へ向けたシナジー効果も期待できる。ポリプラはダイセル100%子会社として、事業拡大へ向けた成長戦略の選択肢が広がることになる。続きはこちら

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