パッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチックは、ダウ・デュポンの会社分割後に素材科学部門を引き継いで2019年4月に発足した新生ダウ最大の事業だ。積極的な投資による供給体制の強化に加え、循環型経済に貢献するための多様な取り組みが目立っている。今後の成長に向けて何を重視していくのか、同事業を率いるディエゴ・ドノーソ社長に聞いた。

 ー 新たな体制への移行にともなって、パッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチックはどのような事業になりましたか。

 「既存の事業との多大な相乗効果が生まれるデュポンのエチレンコポリマー事業とそれにかかわる合弁会社を統合した。エラストマーとハイドロカーボン部門もパッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチック事業に加わった。これによってエチレンなどを手がけるハイドロカーボンとポリエチレンなどの誘導品、機能性ポリマーを1つの事業にして運営するようになった」

 ー エチレンコポリマーは日本でも新たな体制になりました。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

インタビューの最新記事もっと見る