テルモは再生医療分野で成長戦略を推進する。2015年に条件および期限付き承認によって実用化に成功した重い心不全の治療に使う世界初の再生医療製品「ハートシート」は、23年までの再申請に向けて有効性評価のためのフォローアップを加速。今年度は九州大学病院や順天堂医院でも移植が行われ、コロナ禍にもかかわらず従来に比べ2倍以上のペースで症例データの収集が進んでいるもようだ。神奈川県内にある細胞加工施設の稼働体制も増強しながら積み上げた技術資産を生かし、新たな事業領域を切り開く。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

メディカルの最新記事もっと見る