テルモは、首の横を通る動脈の血流が悪くなる頸動脈狭窄症の治療に使う医療機器を日本で発売する。脳に血液を送る頸動脈内に留置して詰まりを防ぐ金属製のステントで特殊な編み込み構造になっており、複雑に曲がった血管に沿うように柔軟性を高めたのが特徴。テルモは頸動脈用ステントを欧州などで展開するが、国内では手がけていなかった。脚の付け根の血管から入れたカテーテルを通じて患部に届け、病変を内側から治す手術は増えている。競合との違いを打ち出し、2025年には3割のシェア獲得を目指す。続きは本紙で

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