デクセリアルズの差異化製品が車載ディスプレイ市場に浸透し始めている。回路接続に用いられる粒子整列型の異方性導電膜(ACF)は、高い接続信頼性が評価され、採用数が拡大。ディスプレイの開発コスト低減に寄与する強みも生かし、デファクト化を狙う。貼合に用いる光学透明樹脂(OCR)では材料ロスの少ないインクジェット(IJ)プロセスを提案しており、今後3年間で数件の受注を見込む。反射防止フィルムのほか、車載CMOSセンサー向けの精密接合用樹脂も伸長しており、車載分野へのシフトを急ぐ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る