トクデン(京都市山科区)は製造現場での脱炭素に電磁誘導加熱ロールで応える。フィルムの延伸などに用いる熱ロールの一種で、同社が世界トップメーカー。内部の誘導コイルから発生する磁束で直接ロールシェルが発熱するため、エネルギー変換効率は98~99%と、オイルや温水による流体加熱と比較して高い。イニシャルコストがボトルネックとなっていたが、設計の改良と製造手法の合理化を実行。このほど、一定のスペックで販売価格を15~20%抑えた。脱炭素への貢献を訴求、グローバルで環境意識の高い化学メーカーなどでの拡大を狙う。続きは本紙で

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