トクヤマの横田浩社長は28日の決算説明会で、原燃料価格高騰に対する収益力の維持を今期(2023年3月期)の課題とし、化成品や電子材料製品で価格修正に取り組む方針を示した。塩化ビニル樹脂やカ性ソーダといった汎用の樹脂、薬品のほか、高純度イソプロピルアルコール(IPA)、多結晶シリコンなど成長分野として注力する製品はおう盛な需要が続く一方、原燃料高が収益を圧迫する足かせとなっており、価格修正による利益確保が「今後の成長投資を進めるなかで重要なポイント」とする。

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