トクヤマは、自家発電などによるエネルギー起源の二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標を見直す。現状の目標値は2030年度をターゲットに、13年度を基準としたBAU(追加対策を講じなかった場合)比で15%削減としており、これを上回るより野心的な目標とする。具体策として、自家発電設備にバイオマス燃料の専焼炉を導入するなどし、今後5年間でバイオマス燃料の使用割合を増やす。21年度からの新たな中期経営計画にこうした施策を盛り込む考え。既存のバイオマス燃料の需要増に対応するため、バイオマス燃料自体の多様化も検討する。さらに水素利用の拡大を意図し、化学企業などが集積する山口県周南地区を中心に企業間連携を模索する。続きは本紙で

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