トタルコービオンPLAは、食品容器包装分野でポリ乳酸(PLA)の用途開拓に力を入れる。強みとなるのは、従来のPLAに乏しかった耐熱性を備えたグレード展開。親会社のコービオンが有する乳酸の生産技術を生かして実現した。熱による変形の目安となる熱軟化点が100~110度Cのグレードでは、電子レンジでの加熱に対応した容器を作ることが可能。弁当容器やカップの素材として売り込む。軟包装向けにPLAを用いて多層フィルムをモノマテリアルに近づけることも技術的には可能で、ユーザーのニーズに合わせて素材提供していく考え。続きはこちら

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