トヨタ自動車は、同社初の医療機器として開発した下半身まひのリハビリテーションをサポートするロボットを拡販する。これまでは回復期病院をターゲットに導入を広げてきたが、歩行機能の改善にはできるだけ早い時期にリハビリを開始することの重要性が高まっていることから急性期病院への提案を強化。中国やタイなどアジア展開を意識した取り組みも進める。トヨタはクルマづくりで培った知見をベースに新規事業の開発を積極的に行っている。高齢化社会の進展をにらみ、ボートを扱うマリンや環境対応のバイオ・緑化などに次ぐ新たな柱として育成を目指す。続きは本紙で

膝の曲げ伸ばしを補助するロボット脚

ベルトで体幹を安定させ、動作は前方のモニターで確認できる(岡山市のリハビリテーション病院)

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