ナノダックスと三菱製紙は、軽量でありながら燃えず、断熱性にも優れたグラスウールボードを開発した。1平方メートル当たり3・7キログラム(10ミリメートル厚の場合)のため、施工時の作業負担や建築物の荷重負荷の軽減などに貢献することが可能で、1100度Cのバーナーで数十分あぶっても燃えず、熱で溶けることによる穴あきも起こさない。主原料に廃材を使用するアップサイクル製品であり、量産時の価格競争力も高い。すでに販売に向けた提案活動を開始している。保冷ボックスから耐火材代替、建材など幅広い用途を探索しており、真空断熱材の芯材としての展開などバリエーションの拡充も検討していく。続きは本紙で

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