アジアのナフサ市況が強含んでいる。足元1トン当たり350ドル程度で、4月末から150ドルほど上昇した。原油先物価格に連動するほか、域内クラッカーの定修が明け、需要が高まったことなども後押しした。今後はさらに需要が高まる可能性がある一方、欧州裁定玉の流入が再び増える可能性があり、秋口まではさらに上昇する見込みは薄そうだ。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

市況の最新記事もっと見る