ニプロは、セルローストリアセテート(CTA)を中空糸膜に用いたダイアライザー(人工腎臓)で世界市場に攻勢をかける。現在、世界でニプロのみが扱っており、アナフィラキシーショックを起こさないなど、高い生体適合性が浸透。中国を中心に海外でも着実に売り上げが伸長し、生産する大館工場(秋田県大館市)はフル稼働となっている。国内で急成長した血液ろ過透析(HDF)対応製品の欧州での拡販も模索。2019年度に835億円だった透析関連製品の海外売上高を、現中期経営計画(20~24年度)の期間、年率7%伸ばす方針。続きはこちら

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