バイオポリマーなどを開発・製造するビーエムジーの子会社で研究試薬を手がけるバイオベルデ(京都市南区)は、細胞や組織の保存剤で、再生医療や畜産、不妊治療といった分野に事業領域を広げる。カルボキシル化ポリリジン(不凍ポリアミノ酸)などをベースに皮膚や神経組織の冷凍保存液などを展開するなか、新たに低温保存技術を開発し、成長が見込まれる再生医療市場を開拓する。昨年上市したウシ受精卵などの保存剤は大規模畜産家の採用を獲得。今後は畜産大国のブラジルをはじめ海外進出も狙う。国内外の共同研究や事業パートナーと連携し、早期実用化や新規用途の探索を推し進める。続きは本紙で

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