バイオ医薬品製造で用いる培養タンクや細胞培養用培地、精製用樹脂の世界需要が増えている。とくに急増しているのが、生産ごとに新しい部材に取り替えるシングルユース設備関連で、とりわけ培養や精製に使う樹脂製バッグは品薄状態が続く。こうした情勢を受け、シングルユース能力で最大手のAGCは調達・在庫を一元管理する特別プロジェクトを設置し、新型コロナウイルスワクチンの原液を製造するJCRファーマは一括発注を行うなど、製造各社は防衛策に動き始めた。続きは本紙で

樹脂製バッグを使うシングルユース設備は世界で需要が増えている(写真はAGCの工場)

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