バイオ医薬品など先端領域における医薬品製造装置の市場で、日本企業が存在感をみせ始めた。新型コロナウイルス感染症拡大により、世界のバイオ医薬品市場が拡大し、多大な設備投資が続く一方、製造装置である撹拌システムは、GEなど欧米勢が圧倒的に強い。そうしたなか横河電機は、米国企業とパートナーシップ契約を締結し、米国市場の開拓に乗り出す。また佐竹化学機械工業は、欧米勢に対抗し、国産化を急ぐ。輸入品への依存度が高い日本の製薬企業、ファインケミカル企業にとって、国産装置の充実は事業拡大の追い風になりそう。続きは本紙で

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