バイオ薬連続生産、総仕上げ　日系各社の要素技術を融合、純国産で普及後押し

　バイオ医薬品を連続生産する技術開発が、日本で最終段階を迎えている。日系企業や大学などが連携してバイオ医薬品の製造基盤を開発する「次世代バイオ医薬品製造技術研究組合（ＭＡＢ）」は、抗体医薬などの生産に応用できる各社の要素技術を結集して、細胞培養から最終原薬まで一気通貫で処理できる統合プラットフォームを開発。培養効率を２倍に高めたオリジナル細胞株やシングルユース技術などを活用し、海外に負けない「純国産」の連続製造ラインを構築する。国の支援を受けたプロジェクトとしては今年度で終了するが、受託サービスやホワイトペーパーなどで認知度を高め、連続生産の普及を図る。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内