バルカーは、半導体製造装置用部材を主とする先端産業市場向け製品群の拡充に取り組む。主力のフッ素樹脂・エラストマー製品で培った設計・配合、加工技術をスーパーエンジニアリングプラスチックやメタル系素材に応用し、多様なニーズに対応できる製品群を確立する。一部の素材では試作品も完成させており、顧客提案を開始した。資本業務提携するコネクテックジャパン(CTJ、新潟県妙高市)との共同開発品である薄型振動センサーは工業設備の予防保全用途を想定し、年度内の発売を予定する。現在、同社では来期からの新戦略の策定を進める。本坊吉博社長COO(最高執行責任者)は「成長領域への傾斜を加速する」と話す。続きは本紙で

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