パレス化学(横浜市)は、精密金型向けのナノ粒子含有水溶性切削油剤を開発する。次世代の光学製品を成形する金型にはナノオーダーの表面精度が求められており、金型の加工を行う際には非常な鋭利な刃先としてダイヤモンド工具が検討されている。しかし、金型材料(被削材)との親和性が高く、ダイヤモンドの摩耗が激しいという課題がある。摩耗を抑制するため、工具と被削材との直接的な接触を避ける介在物質として最適なナノ粒子を選択する。過去に共同開発したオニオンライクカーボン(OLC)を有力候補としている。続きは本紙で

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