フェニックスバイオは、遺伝子が混じり合ったキメラマウスの一種でヒトの肝細胞に近い肝臓を持つ「PXBマウス」を拡販する。これまでは製薬会社を中心とした抗肝炎ウイルス薬の開発で主に実績を積み上げてきたが、今後はヒトでの安全性を確認できない農薬などの化学品分野でも利用拡大が見込めるとみて販路を開拓する。新型コロナウイルスの影響で製薬会社の研究開発業務は停滞していたが、足元では受注が持ち直している。ウェブでのセミナーや商談も強化し、2022年3月期は5期ぶりの営業黒字化を目指す。続きは本紙で

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