プライムポリマー(三井化学65%、出光興産35%出資)は、薄さと剛性を兼ね備えたポリオレフィンで攻勢をかける。ポリプロピレン(PP)は、延期していた市原工場(千葉県市原市)でのビルド・アンド・スクラップ(B&S)計画を2021年度に意思決定し、自動車向けを中心に現在サンプル中の薄肉・高剛性の新銘柄を生産する新設備を立ち上げる。ポリエチレン(PE)は、薄肉・高剛性に向く「エボリュー」シリーズの特徴を訴求し、最新銘柄の「エボリューE」は23年をめどに市場投入する。薄肉・高剛性のポリオレフィンは、軽量化や省資源といった環境対応要請に応えることができ、最新技術を駆使し差別化に拍車をかける。続きは本紙で

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