<精緻集計なら現状30%、乖離大きく>
 欧州でプラスチック製容器包装のリサイクル目標の達成が危ぶまれている。2030年のリサイクル率目標は55%。42%とされる現状からの引き上げを目指していたが、精緻に集計すると実態は30%前後ほどしかないことが明らかになった。ここには域外でリサイクルした分も含まれるが、来年1月に改正バーゼル条約が発効すると、事実上この道が絶たれ、状況はさらに厳しくなる。産業界ではリサイクル率向上の課題である分別の効率化へ向けて「電子透かし」を活用した実証事業に着手。ケミカルリサイクルの普及にも期待がかかる。続きは本紙で

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