ポリプラスチックスは、液晶ポリマー(LCP)事業の多極展開を急ぐ。ダイセルの完全子会社を経てLCPの欧米メーカー向けの販売が可能となり、エリア戦略としてはまず北米でのコネクター用途の獲得に照準を合わせる。さらに欧州を含めて開拓を進め、2025年度までに一定の実績化を果たしたい意向だ。一方、製品面では誘電率を制御したグレードを軸にミリ波対応のラインアップを拡充しつつ、用途の多様化を志向。開発中のLCPファインパウダーではエポキシ樹脂などの基板材料への添加用途が期待され、電材分野での適用範囲を拡大していく。続きは本紙で

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