ポリプラスチックスは、環境や次世代車、5G(第5世代通信)など新市場の開拓を加速する。シュリンクラベルのリサイクル化に注目が集まるなか、包装材料として環状オレフィン・コポリマー(COC)の打ち出しを強める方針。旺盛な需要に対応するため、2020年度中にも増産の意思決定を下す考えだ。また、ポリフェニレンサルファイド(PPS)で先進運転支援システム(ADAS)向けグレードの開発と提案を強化するほか、液晶ポリマー(LCP)で本格的な5G需要に対応していく。海洋プラスチック問題の影響などにより、プラスチックが”悪者”と見なされる昨今。次世代インフラに不可欠な材料特性やリサイクル可能な利点をアピールするなど、エンプラで社会問題の解決に貢献していく。続きは本紙で

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