マクセルは、2021年から次世代ヘッドアップディスプレイ「AR-HUD」の量産を開始する。来年、中国の自動車OEMに納入する製品は、AR(拡張現実)技術を用い運転席の13メートル先に83型の映像をフロントガラスに映し出し、自動車が進む方向や検知物のアラート情報を前方の風景に重ねて表示する。今月下旬には新たな評価車両も用意する。2~3年内には解像度を6倍、視野角1・2倍に広げ、容積半分以下を実現。あらゆる車種への搭載を可能にし、デファクト化を目指す。高演色高速映像処理技術や空中ディスプレイなども導入し、単なる安心安全のサポートにとどまらず、さらにHUDを進化させる。続きは本紙で

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