米国のスタートアップ企業のインダストリアル・マイクローブズ(IM、カリフォルニア州)が、大腸菌など一般的な細菌を用いてメタンからメタノールを製造する要素技術の開発に世界で初めて成功した。製造時の二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、石油由来より低価格な化学品の可能性に道を拓く技術として、まずはアクリル酸をターゲットに据える。年内をめどに1000万ドル(約10億円)超の資金調達を開始する構え。すでにベンチャーキャピタルのユニバーサル・マテリアルズ・インキュベーター(UMI)が出資に応じており、今後は共同開発パートナーとなる日系企業も募る。続きは本紙で

IMが発現に成功したメタンモノオキシゲナーゼ(MMO)

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