ユニチカは、エンジニアリングプラスチックの差別化提案で自動車市場に攻勢をかける。ポリアリレート樹脂「Uポリマー」では、無塗装で“深い漆黒”を具現化した新グレードを前面に打ち出す方針。内外装部品向けとしての提案を強化する。二輪車での採用を皮切りに、傷つき耐性の向上を図りながら、自動車への供給へとつなげていく。また、独自の重合技術などを駆使し、柔軟性と耐熱性を併せ持ったポリアミドの“ソフトスーパーエンプラ”を開発した。チューブ類や防振材などとしての適用を狙う。特色のあるエンプラの訴求で、グローバルニッチ戦略を加速していく。続きは本紙で
二輪車用部品に採用された「Uポリマー」の無塗装ピアノブラック
“ソフトスーパーエンプラ”を使った試作品