ラサ工業には、環境ビジネスの種が胚胎している。機械事業が提供する掘削、粉砕、分離のソリューションや、エッチング剤など化成品事業における納品した製品の廃液を回収して再製品化するエコシステムは、同社を支える基盤技術の一つ。機械事業では未利用資源を木質バイオマス燃料化する設備の販売が成長している。各事業が保有する「環境技術」は応用の可能性を秘めており、循環型社会を実現する機運の高まりと呼応して、薄暗がりのなかで微光を放ち始めている。続きは本紙で

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