リケンテクノスは、バイオマス原料を用いた成形材料群を上市する。新たに投入するのは軟質塩化ビニルと熱可塑性エラストマー(TPE)のコンパウンド。ブランド名を「RIKEBIO(リケビオ)」とした。いずれもバイオマス度は25~50%程度ながら、既存の石油由来グレードとほぼ同等の性能を実現した。量産供給も可能であり、今後、用途探索に本腰を入れる。「オレフィン系動的架橋熱可塑性エラストマー(TPV)でのバイオマスタイプの上市は少なくとも国内で初めて」(同社)という。今月から営業展開をはじめ、次期中期経営計画期間中には一定規模への拡大を目指してサステナブルな社会実現に貢献していく。続きは本紙で

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