リケンテクノスは、同社の抗ウイルス・抗菌フィルムについて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス効果があるとの試験結果を得たと発表した。
試験方法はISO21702、試験機関は日本繊維製品品質技術センター。抗ウイルス剤に含まれる金属成分がイオン化し、または活性ラジカルを発生することでウイルスに作用し、ウイルスが減少する。自社の抗ウイルス・抗菌フィルムに新型コロナウイルス液を滴下し、フィルムで被覆して25度Cで24時間静置。その後、試験片上のウイルスを洗い出して回収し、ウイルス感染価を測定することで、99・9%以上のウイルスが減少したことを確認した。