リチウム化合物の国際市況が過去最高を更新した。中国を中心にリン酸鉄リチウム(LFP)系リチウムイオン2次電池(LiB)向けの需要が旺盛ななか、原鉱(リシア輝石)由来品をメインに製造してきた中国勢が電力制限などにより軒並み減産。需給がひっ迫し、炭酸リチウム、水酸化リチウムとも1キログラム当たり27ドルの値をつけている。今後もLiB関連で需要が伸びる見通しのなか、中国勢の減産が継続したまま越年する見通しのため短期的に品薄感から続伸し、30ドルの大台に達する可能性もみえてきた。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

市況の最新記事もっと見る