ロシュ・ダイアグノスティックス(東京都港区)は、過剰な免疫反応が起こると増える生体分子インターロイキン(IL)-6を測定する体外診断用医薬品が保険適用されたと発表した。新型コロナウイルス感染症で救急・集中治療を要する患者の重症度判定に活用でき、米国では人工呼吸の必要性の判断指標として昨年5月に緊急使用承認された。同社の全自動免疫検査装置を使い、血中のIL-6値を約18分で測定できる。

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