三井化学は、モビリティ事業の成長戦略を推進する。主力のポリプロピレン(PP)コンパウンドでは、欧州初の自社工場(オランダ・リンブルグ州)が出荷を開始。現地顧客からの認証取得を急ぎ欧州市場を深耕する。正常稼働を取り戻した中国と新車販売が先行回復する米国では、ガラス長繊維強化PP(L-GFPP)の現地生産化を進め、軽量化を中心に多様なニーズの対応する。日本では、次世代車への採用拡大を狙い光学樹脂「アペル」と炭化水素系合成油「ルーカント」の新プラントを建設し「戦略投資を計画通りに実行し成長につなげる」(佐藤幸一郎常務執行役員・モビリティ事業本部長)考え。続きはこちら

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