三井化学はビジョンケア材料事業を拡大する。世界シェアトップを占める高屈折率メガネレンズモノマーが米国市場で相次ぎ採用されるなど、米国市場で主流となっているポリカーボネート(PC)製からの置き換えが進む方向にあるほか、これまで低屈折率メガネが市場を席巻する中国では所得向上にともない、高屈折率メガネの需要が増加している。世界市場拡大に対応するため、モノマーの生産能力を増強する計画で、大牟田工場(福岡県大牟田市)の既存設備を増強するか、BCP(事業継続計画)対応のため別立地に新工場を建設することも選択肢に、今年度中に詳細を詰める。続きは本紙で

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