【バンコク=岩﨑淳一】三洋化成は、タイの機能化学品生産拠点で事業構造の転換を推し進める。主力製品の一つである自動車シート用ポリプロピレングリコール(PPG)プレミックスは、同国の合弁会社に移管する一方、新製造設備を建設中のプラスチック向け永久帯電防止剤や、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)ラテックス製造用消泡剤や化粧品原料などを収益の柱に育成する。さらに界面活性剤の新製造設備を2022年にも立ち上げる計画。海外の主要生産拠点として改革を実行して事業基盤を強固にし、持続的成長につなげる。続きは本紙で

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