三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)は、汎用のポリアセタール(POM)樹脂向けに、ホルムアルデヒドの発生を抑制する新技術を開発した。組成の見直しや製造技術の最適化などにより、ホルムアルデヒドの発生量を従来標準品に比べ半減することに成功した。また、金型汚れが少なくなる効果もあることから、メンテナンス回数の削減にもつながるという。まずは標準グレードに適用し、近く本格的な提供を開始する。今後は高流動タイプにも同技術を応用展開する方針で、2020年度内での投入を視野に入れる。コスト競争力を維持したまま、既存グレードの機能を底上げすることで、シェア拡大を実現させる考えだ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る