三菱ケミカルは、ガスバリア性に優れるエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)を増産する。食品包装やガソリンタンクなどに使用されるが、食品ロス低減や省資源に貢献するほか、リサイクルも可能なことから世界的に年5%ほど需要が伸びている。世界シェア40%以上を持つ同社は米国拠点で増強中だが、これに続く本格的な新増設を実施する計画で、年内に立地や規模など詳細を詰め、2023年稼働を目指す。立地は既存の日米英3拠点のほか、第4の新拠点も選択肢に絞り込む方針だ。続きは本紙で

 

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