三菱ケミカルは26日、合成エタノール事業から撤退すると発表した。三重事業所(三重県四日市市)の合成エタノール設備(年5万5000キロリットル)を2022年2月をめどに停止し生産・販売を終了する。設備の老朽化による修繕コストの増加が主要因。一方、感染症対策の消毒用途など新たな需要が加わったこともあり需要は堅調なことから、日本アルコール販売(東京都中央区)から発酵エタノールの蒸留業務を22年4月から受託する予定で、同事業所にある既存のエタノール蒸留設備を改良し使用する。続きは本紙で

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