三菱ケミカルは、バイオマス成分を含むエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)を開発した。独自技術によりバイオマスポリエチレン(PE)をEVOH中に微分散させたもので、25重量%ものバイオマス度を持ちながら、従来型の石油由来EVOHと同等のガスバリア性や加工性を持つ。部分バイオのEVOHは世界初という。併せてEVOHを多層フィルムとして構成する際に用いる接着樹脂にもバイオマス度40~65重量%の「Biomass Modic」を開発。市場に存在するバイオマスPEと組み合わせることで、すべての層でバイオマスを含む多層フィルムを実現できることを環境意識の高い化粧品や食品メーカーに訴求する。続きは本紙で

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