三菱ケミカルとENEOSの鹿島地区における石油精製・石化一体運営の構図が見えてきた。鍵を握るのが三菱がライセンス契約した英ムラ・テクノロジーズのケミカルリサイクル技術。廃プラスチックを油化してナフサ留分は三菱のクラッカーに、重質留分はENEOSに投入する構想で、両社は「万トン級」の熱分解設備を建設することで検討に入った。ENEOSからブタンを受給するため三菱が分解炉の能力増強工事を完工するなど、生き残りをかけて踏み込んだ連携を模索する。続きは本紙で

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