三菱ケミカルホールディングスの越智仁社長ら幹部は12日、都内で会見し、2030年のあるべき姿を目指した長期ビジョン「KAITEKIビジョン30」を発表した。同社が解決すべき社会課題を抽出した結果、GHG低減、炭素循環、食糧・水、医療進化、人快適化、デジタル社会基盤の6つを事業領域に設定。30年には売上収益6兆円、コア営業利益6000億円を視野に入れ、現在25%程度にとどまる6事業領域の売上収益を30年には70%超へ引き上げる。プラスチックは世界で人口増が進み使用量は増えるが、同社は従来の大量消費型から「コト化」を進めるべく、あらゆるリサイクル技術や原料多様化、CO2固定化などに注力する方針。続きは本紙で

会見する越智仁社長

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

経営の最新記事もっと見る