三菱ケミカルホールディングスは25日、2021~25年度の新中期経営計画「APTSIS25」を発表し、越智仁社長ら幹部がオンライン説明会を開いた。新型コロナウイルスの影響が残り経済情勢が不透明として2段階に分ける。ステップ1(21~22年度)で基盤強化や構造改革を進めるとともに、コロナを契機に電池材料、バイオプラスチック、半導体材料、予防医療など「新たにニーズが高まっている製品への対応を強化する」(越智社長)。2年間で設備投資4500億円、投融資1000億円、R&D投資3000億円を充てる。これにより22年度コア営業利益2500億円、純利益1200億円、ROE10%を目指す。ステップ1を踏まえ「4月に就任するギルソン新社長がステップ2(23~25年度)での成長を加速する戦略を立案する」計画だ。続きは本紙で

越智社長

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