三菱ケミカルホールディングスグループは、EVOH(エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂)や「バイオPBS(ポリブチレンサクシネート)」などポリマーズ&コンパウンズに属する環境貢献型製品の増設を検討する。食品の消費期限を延長し、フードロス削減に貢献するEVOHは、主に先進国で市場の拡大が続いている。現在、日米欧の3拠点で生産しているが、「今決定しないと完全にショートしてしまう」(佐々木等執行役エグゼクティブバイスプレジデント)として早期の決断を目指す。増産規模は年産2万トン程度になる模様で、英国拠点を主要候補としつつ、アジアでの投資の可能性も検討。早ければ2025年の稼働を見込む。生分解性樹脂であるバイオPBSも3~4年内のフル稼働が見込まれるため、既存拠点での倍増などの選択肢を検討する。続きは本紙で

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