上村工業は、表面処理に使われるパラジウム代替技術を開発した。無電解メッキの触媒となるパラジウムを吸着させる処理液「アクチベーター」浴中のパラジウム濃度の75%低減を実現した。パラジウムは、世界産出量の4割をロシアが占めることに加え、主要用途である自動車排ガス浄化用触媒では代替が難しいことから高騰、今後の調達が不安視される。同社でも「パラジウムメッキは成熟した技術のため代替は容易ではない」としながらも、使用量の大幅削減技術の開発を進めてきた。今後、代替技術としての浸透を図る。続きは本紙で

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