上野製薬の液晶ポリマー(LCP)事業が好調だ。昨年度(2020年6月~21年度5月)の出荷量は、前年度比で1ケタ台後半の伸長。主力用途の電気・電子機器において、コロナ禍による在宅時間の増加でパソコンなどの特需が発生した。今年から展開を本格化させた添加剤用途でも採用が決まった。さらなる需要増に応えるため、四日市工場(三重県四日市市)では今秋から新たな製造拠点が稼働する。今年度もスマートフォン市場の拡大などを受け20年度比で5%増を目指す。続きは本紙で

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